「の(だ)」に対応する英語の構文 詳細
商品説明

「の(だ)」に対応する英語の構文

 

単行本(ソフトカバー):356ページ
出版社:くろしお出版;版 (2009/11/25)
言語:日本語
ISBN-10:4874244645
ISBN-13:978-4874244647
発売日:2009/11/25
商品パッケージの寸法:21.2 x 15 x 2.4 cm

 

 

「の(だ)」は外国人学習者には修得しがたい日本語特有の表現であると言われます。「の(だ)」に対応する英語にはどのような構文があり、それらの意味・機能は何なのでしょうか?本書は国際的学術動向を踏まえ、言語の壁を越えて「のだ」、「のではない」、「のか」、「ので」等の「の(だ)」に対応する英語構文の意味・機能を解明します。一例を観察しましょう。

1. It's not that I'm so smart; it's just that I stay with problems longer.
私はそれほど頭がよいのではありません。人より長くあきらめずに問題に取り組んでいるだけなのです。(アインシュタインの言葉)(まえがきより)
2. “I'm sorry I broke the vase." “It's all right."
「花瓶を壊してしまい、どうもすみません。」 「いいんですよ。」(第2章より)
3. “I take it that you don't care for the sun?" they enquired silkily.
「あなたは日差しがお好きではないんですね?」と彼らはやさしく聞いた。(第3章より)
4. We can expect milder weather, now that spring is here.
もう春なので、穏やかな天候が期待できる。(第6章より)

「の(だ)」に対応する英語の構文はひとつではありません。それは、「の(だ)」で表現される事象が英語ではさまざまに切り取られて言語化されるからであると考えられます。本書は、日英語の既定性の保証過程の異同に着目し、国内外の研究者たちから目下、関心を集めている研究内容の全体像をまとめあげた一書です。また、東西諸言語への本分析の敷衍可能性を論じ、従来の研究成果についても言語横断的に検証しています(フランス語C'est que構文、スペイン語Es que構文、南部スウェーデン語Det ar som構文、中国語「是…的(=shi…de)」構文、韓国語「kes-ita / geoduen」構文等)。生きた言語資料の観察と分析を通じた裏打ちを行いながら考察を進めた点に本書の特徴があります。用例は映画、ドラマ、新聞、小説と多岐に渡る言語資料を活用しており対訳を付しています。日常談話でよく用いられる日英語の構文を観察しながら、日本語と英語を通して心に映る世界がそれぞれに異なることを浮き彫りにします。
言語学をはじめ、日本語教育、英語教育、文学、翻訳・通訳に携わるかた、そして「ことば」に関心をもつかたがたに本書を読んでもらいたいと願っています。
【目次】まえがき/第1章 序論/第2章 「の」節の既定性と主題itの指示特性/第3章 「の(だ)」に対応する英語の名詞節補文を伴う構文/第4章 否定文の「のではない」に対応する英語構文/第5章 疑問文の「の(か)」に対応する英語構文/第6章 接続表現の「ので」に対応する英語構文/第7章 結論/あとがき



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